太田直樹のブログ - 日々是好日

テクノロジーが社会を変える

「未来の学び」を体験する2日間|Learn x Creation

未来の学び*1はどうなるのだろう。いま、従来の境界線を越えた動きがある。 中央省庁では「黒衣(くろご)がこのようなかたちで表現するのは異例だと思いますが」と、文科省の合田さんが学習指導要領をハックする指南書*2を出したり、経産省では浅野さんが同…

放送村のある出来事 | CASという岩盤をめぐって

結果は、規制改革推進会議からの検討要請に対して、ほとんどゼロ回答であった。有料放送を見るためには「加入者識別」が必要だ。技術的にはいくつかのやり方があるのだけれど、日本だけが、有料放送を見る見ないに関わらず「B-CAS」という形で、全てのテレビ…

G20大阪サミットが歴史的に意味があるとしたら:デジタル社会の未来

「21世紀の石油」と言われるデータをめぐる状況は、早い速度で動いている。最近、気になっている動きをまとめてみた。ちょうど2年前に、デジタル社会・経済の3つのシナリオを論じたレポートを紹介した。

東北の経営者と一緒に考えたこと

前半では、Soceity3.0(工業化社会)で日本はチャンピオンになり、Soceity4.0(情報化社会)で敗退した、という話をする。ただ、危機感を伝えるだけでは、大したことは起こらないと思っていて、後半では、ありたい姿をイメージすること、に重点を置いている。

30年以上の時間軸で何かインパクトを出せる仮説を探しそれにチャレンジをしてみたい【ASK ME 5】

「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」というミッションを掲げてNPOみんなのコードを立ち上げた利根川裕太(とね)さんが訪ねてきてくれました。設立から4年、来年の小学校におけるプログラミング必修化を前に、驚くべき成果をあげています。

気仙沼と金沢で、経営者とテクノロジーについて話して考えたこと

気仙沼と金沢で、テクノロジーについて経営者にお話させていただいた。ユーザー企業、大学、地域のIT企業、個人のつながり、こうした「生態系(エコシステム)」は、地域の意思があれば、少しずつ育っていく。

GovTechと未来のくらし、しごと

改めてGovTechって、なんで大事なのか、と聞かれると、答えるのはやさしくない。ただ、10年後にこんなことができるとしたら、その後ろにはGovTechの基盤があるはずだ。

2050年に46歳+になる高校生に話したこと

「AIは怖いと思っていたけれど、なんだか未来がワクワクしてきた」こんな感想を数名の高校生からもらった。そう、因数分解ができる課題解決など、狭い意味での知は自動化や最適化がされていくけれど、たぶん、その外に豊かな可能性が広がっているのだろう。

国境を越えてデータが流通すると何が起こるのか

1年半ほど前に、サイバー空間に国境は必要か、という視点から、日本は重要な役割を果たすかもしれない、と書いた。ただ、そもそも、国境があると困るのだろうか。例えば、中国に行ったらしばらくの間、Facebookとかを我慢すればいいだけではないのか。 kozat…

3分で分かるGov Techの注目すべき動き

政府の未来投資会議の柱の一つにGov Tech(分科会はスマート公共サービス)が立てられていることもあり、動きが活発だ。産官協議会*1が昨年末から開催されており、私も参加させていただいた。また年明けからGov Techのカンファレンスが活発化しており、国会…