<ASK MEについて by 太田直樹>
僕が30を過ぎたころ、当時のBCG代表の内田さんから「会いたい人には必ず会える」と聞き、以来、いろんな人に会ってきました。
気がつけば「会いに来てくれるひと」がポツポツと増え始めました。最近、アドバイスをすることが苦手になってしまい、結構「雑談」という感じです。ただそのことをシェアすることで、何か化学反応が起きないか。そう思いついて実験的にこのコラムを始めました。
<今回のひと>
昨年秋に博報堂でHAKUHODO Blockchain Initiative(HBI)を立ち上げた加藤喬大さんが訪ねてきてくれました。HBIはトークンエコノミーによる地域の活性化をビジョンとして持っており、加藤さんは西粟倉村のICO(Initial Coin Offering)もサポートしています。以下は、「雑談」のあとに加藤さんがくれた感想です。
関係人口を含めたコミュニティを創る、というビジネス相談だった時に、 近しいアドレスの例を元に、潜在的デュアラーの数や、デュアラーの種類、それぞれの投資、消費、働き方への意向を例に引いてくださったのがありがたかったです。
特にターゲットを投資、消費、働き方などで見る癖をもう少し付けたいと感じました。
加藤さんと話しながら、デュアラー(多拠点居住者)が、新たな暮らし方、働き方を通じて、新たな市場を開拓していく可能性を感じました(太田直樹)