太田直樹のブログ - 日々是好日

テクノロジーが社会を変える

未来の学び

学びのデータが動き出す|埼玉県から広がる教育革命

日本の中学生は、中学になると6割が数学に苦手意識をもつ。ちなみに、学力は世界でもトップクラスだ。理由はいくつかありそうだけれど、学力テストにも原因がありそうだ。実はテストについて、埼玉県で静かな革命が起こっている*1。 知りたいのは「点数」で…

デジタルエコノミーで脱落しつつある日本

”おそらくもっとも驚くべき結果は、日本の位置付けだろう” とレポートで言われたように、日本はデジタルエコノミーのスコアで主要国最下位となった。時間はかかるが、投資すべきは人だ。

本質的な「学び方」とは?

しっかりしたエビデンスがある手法を調査し、深い学びを得るステップを6つに分けて整理している。よくある「自分はこうやったらうまくいった」というものとは質的に異なる。ちなみに、2017年のAmazonのベストサイエンス書だ。「サイエンス」なので、検証さ…

2018年前半のブログ記事ハイライト

もし、2050年の未来から地方創生を振り返ったら、それは僕らにとってどんな意味を持つのだろうか。自分が進む方向に一歩踏み出すことを後押ししてくれた記事。2000人以上にシェアいただき、3万人以上に読んでいただきました。

「未来の学び」は意外と早くやってくると思う理由

2020年ごろまでに、教育はこうなっている。 好きなことを好きなように探求するプロジェクト型学習を、年間100時間以上没頭できる。公立で、学校を飛び出して、地域社会に入ってプロジェクトを行える高校が全国に100校以上あって、毎年数千人が「留学」してい…

ずっと幼稚園児でいいのだ|テクノロジーによる暗い未来を変える”1000年間における最も偉大な発明”

AIなどの新しい技術によって雇用が奪われる、文明が危ういとか言われるとき、それを変えうるものが「幼稚園」だと言われたらどうだろうか。これまでの1000年間になされた発明のうち最も偉大なものは何かを議論する会議に参加したレズニックは、印刷機、蒸気…

それはHYPEなのか、それともHOPEなのか

教育システムはどうなるのか、というテーマでThe Two Loopsについて書いた*1。これについて、いま、いろんな人と話をしている。そして、近い将来に、根深い対立があるかもしれないと感じている。例として、米国のチャータースクールのひとつ、Rocketship Edu…

「教育改革」のゆくえ

最近、教育改革は教育から入らない方がよいのではないか、と考えている。新しいシステムは、いろいろなオルタナティブがひしめいていて、まだ混沌としているけれど、おそらく見えてきているのは「自分で学んでいく、しかもそのやり方はさまざま(self-direct…

2017年のまとめ

2017年は、僕らが「多分後戻りのできない分岐点」にいて「けれどそのことの自覚が難しい」中で「自分なりの問いとアクション」が見えた年だった。未来への投資が削られる国に、未来はない。国家は立ちすくんでいて、それほど遠くない未来に世界を動かしてい…

EdTechのこれから、注目している人たち

前回、EdTechは大きな編極点を迎えていて、テクノロジーが格差を広げるかが今度の課題と書いた。そんな中で、僕が面白いなあ、と思う人たちについて、一言ずつ。 小宮山利恵子さん(リクルート次世代教育研究院 院長) 言葉は悪いかもしれないが、いろんな意…

EdTechの現在地、300年の歴史が変わるか

少し前になるのだけれど、エコノミストで「未来の学び」という特集があった。副題は「テクノロジーと先生が学校を変える」。 www.economist.com 基本的には前向きな記事。現在地として、改めて確認できたのは。 ・集団で教室に机を並べて教育を受けるシステ…

「下克上」はこういうところから起こるのかもしれない - 高知県山田高校

外から見たら普通なんだけど、中に入るとスーパーインテリジェントという高校にしたいんです。 と目をキラキラさせて話す、高知県立山田高校の濱田久美子校長は、(失礼ながら)ちょっと尋常ではない、くらい攻めている。「地域に開かれた教育課程」というの…

「食うに困るアーティスト」という表現を、過去の風変わりな比喩表現にできないか?

”クリエイター”なる人たちと中学生による「横瀬クリエイティビティー・クラス」に週末参加した。言い出しっぺは、映像クリエイターで、ストーリーのある独特の作品を創る田村さん*1。彼自身も含めて海外でアワードを取るウェブデザイナーやアートディレクタ…