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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

「第4の波」はもうそこまで来ている???


でかでかと大前さんの写真が帯にある「必読の書」です。以下、本書の内容を簡単に説明すると・・・

1.「第4の波」が来る
第3の波、すなわち情報化社会では、ドラッカーの言う知的労働者の時代であった。しかし、先進国では早くも次の時代が来つつある。理由は、「知的労働」は、インドなどのアジア諸国とITに代替されつつあるからだ。これでは大した給料は期待できない。また、豊かさの時代では、センスが求められる。
これを脳の使い方で言うと、情報化社会では、論理的能力に優れた左脳の時代であったのに対し、来る時代は、イメージや統合化に優れる右脳の時代になる。

さて、どうでしょうか。日本にいると、正直あまりピンとこないかもしれませんね。(インドで高度な医療を受けるとか)しかし、大きな流れとしては、こうなのだと思います。この辺は、日本の外にいる人と議論した方がよさそうですね。

2.必要となる能力
では、高い給料をもらうためには、どんな能力が必要か。大きく6つある。

「機能」だけではなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」

分量的に、だんだん尻つぼみになるのですが、個々の例には面白いものがあります。また、説得力を増すために、有名な知識人の引用を上手に使っていますね。

まとめの部分には、自分でできるトレーニングが書いてあります。是非知りたいのは、年をとってからでもどれくらい有効なのか、ということですね。本書にこんな話があります。

欧米人は右から左に字と文を書く。この動きは左脳を使う。歴史的にも左脳が強化されてきたのだ。

小噺に使えそうですね。素朴な疑問は、字は左から右でも、文を右から左に書いていた日本人は「右脳的」なのか?また、歴史的に作られた脳の使い方が、まとめに書いてあるような「ちょっとしたヒント」で変わるのか?

こういう細かいロジックが気になるのは、左脳に支配されているのでしょうか・・・