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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

心で感じて、腹できめる


昨日のISLでの議論での論点のひとつに「タフネス」がありました。日本のエリートやリーダーには、最近タフネスが不足しているのではないか・・・

週末に時間があるときに、東京の自宅で「トップランナー」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」をまとめて観るのですが(家族からは、「たまに(!)自宅に帰ってくるとテレビばかり観ていると不評です・・・)、ヨットで世界を駆ける冒険家白石さんの話には、考えさせられる点がいくつもありました。

http://www.nhk.or.jp/tr/

単身でのヨットレースは、まさに命がけです。実際、番組でも、白石さんの師匠がレースで亡くなった話がありました。であるからこそ、白石さんの話には「重み」があります。

白石さんは「諦める」ということを「明らかに見極める」と言います。無謀にチャレンジすることが「タフさ」ではない、ということでしょう。レースに出る前は「ブルーになる」と彼は言います。そしてレース中も、ダメだと思ったら引き返すことが大事だと。それがシーマン(船乗り)のルールであると。

そして白石さんの判断基準は、「心で感じて、腹できめる」ことだそうです。「頭で考えると損得勘定が入るから」と、彼は言います。

わたしなどは、どうしても「頭」で考えがちです。それでもできるだけ「心」で感じようともがき、それで京都で四苦八苦しているのですが、それでも「腹」が決まっているのか、どうなんだ。

きっとまだまだ修羅場の経験が足りないのでしょう。

白石さんは早くに母親を亡くし、昭和一ケタ生まれの厳格な父と、明治生まれの祖母に育てられたそうです。そんな環境が、白石さんを鍛えたのだろうと想像します。

しかし、そのような「環境」はわたしにはありません。では、どうするのか。さらに、わたしの子供達にはどのような「環境」を与えられるのか・・・

秋の夜長に、悩みは尽きません。