1位:僕らは日本の将来の岐路に立っていて、そのことの自覚や議論が難しいことについて
30年くらい取り組んできて、なかなか光が見えない地方創生。グローバル競争の中、むしろ東京などの都市に資源を集中すべき、という声もある。
もし、2050年の未来から地方創生を振り返ったら、それは僕らにとってどんな意味を持つのだろうか。
自分が進む方向に一歩踏み出すことを後押ししてくれた記事。2000人以上にシェアいただき、3万人以上に読んでいただきました。
今年、自治体ではこの計画を立てることになっている(市町村は努力義務だけれど)。一体どうしたらよいのか。国の計画のコピペやコンサルへの丸投げにならないことを願っている。
「21世紀の石油」と言われるデータは、どこででも採掘できて、地域社会が豊かになることに役立つのだから。
3位:「教育改革」のゆくえ
関心が高まっているのを感じる。教育というテーマは、なかなかメディアに取り上げられないけれど。
ここで紹介したThe Two Loopsは、記事を書いたあと、かなり多様な教育関係者で実際にやってみた。とても深い発見がいろいろあったのだけれど、まだうまく言語化できていない。
大きなうねりが出来つつあるのも感じている。そのことをまとめた記事は次。
「未来の仕事」をイメージしたとき、教育が変わることがとても大事だと気づく。でもどうやって?
国が縦割りの壁を超えて動き出した。でも現場はどうか。実は、ここでも変化が始まっている。
分かった。でも、現状と、例えばPBL主体の学びはあまりにも違う。どうするのか?どうなるのか?みんな地図がない中を進んでいる。「コンパス」をしっかり持ちたい。
5位:ヘルスケア業界で、ついに破壊的イノベーションが起こるのだろうか
教育と並んで、テクノロジーの活用が遅れているのはヘルスケアだ。テクノロジーはもちろん手段であって、目的ではない。ただ、活用すればもっとクオリティがあがるのは明らかだ。
すごく正直に言うと、教育で起こっているようなうねりを、僕自身は国内のヘルスケアでは感じない。一方で、欧米はもちろん、インドなど新興国から新しいシステムが現れる日は近いと思う。
6位:岐路に立って、あきらめず、燃え尽きず進んでいくこと|エダヒロさんの本
ランキングトップの記事に対する「答え」のひとつ。これから、僕らが想像する以上に、地域内循環型の経済は大切になってくる。そのこと自体は感じている人は多いだろう。でもどうやって?そのヒントがたくさんつまっている本の紹介。
「岐路」好きだなあ。本質的には、この話はそれほど難しい選択ではないのだけれど、荒療治が必要。面倒ばかりで利便性を感じられない現状から早くオサラバしたい。
ついにヤフーの安宅さんも連れていった。秋にはかなり面白いハッカソンをやる。会津はほんと面白い。ぜひ行ってみてください。
自分に対する密かなプレッシャーになっている。今年は、この記事を質・量で上回る学びがあるだろうか。もう半分終わってしまった(汗)
10位:20%のデジタル利用率のインパクト|会津若松で見えた未来
「ん?会津でなんか面白いことやってるの?」というくらいにしか最初は思っていなかった。
現地でいろいろ話を聞き、何回か足を運ぶにつれて、そして、Facebookの事案や欧州の個人データについての新しいルールの導入を見て「お!これは大変なことが起こりつつある!」と手のひらを返した話。
11位:“人口知能は共産主義的” by ピーターティール
12位:あなたのデータは25万6千円の価値がある|GDPRのもう一つの狙い
13位: 脱「様子見」のチャンス|官民データ活用を駆動するデータアカデミー
14位:電子行政で日本がイケていない構造と突破口(前編)
このあたりはマニアックな話も多いが、チェンジメーカーの皆さんに何かお役に立つとうれしい。
15位: 2017年のまとめ
昨年のフォーカスは「子供たちの学びを起点に社会が変わる」「未来の風景を描く」「社会参加型(Society in the loop)を構想する」「身体知や集合知からデザインする」という4つ。さて、いま、どこにいるのだろうか。