太田直樹のブログ - 日々是好日

テクノロジーが社会を変える

同じところを見てるんやなあ、ローカルXテクノロジー

「地域IoT官民ネット」の設立総会が開かれた。簡単に言うとテクノロジー活用に積極的なイケてる首長の連合だ。そこに、事業を開発・展開するフィールドを求める民間が参加している。自治体の発起人は以下の方々。

青山剛(室蘭市)、室井照平(会津若松市)、長谷部健(渋谷区)、北村正平(藤枝市)、倉田哲郎(箕面市)、山内道雄(海士町)、横尾俊彦(多久市) 

本日時点で、110の団体が参加を表明している。そして、民間からも強力なメンバー*1が参加している。

シェアエコ協会の上田さんのお話が熱かった。なんというか、世界を変えるというビジョンがある。ぜひ見てください(1時間9分から)。

 

youtu.be

 最後に挨拶させていただいたのだけれど、どうしたら盛り上がるかなあとつらつら考えていたら、最近NHKにレギュラー出演し、ぶいぶい言わせている柿次郎さんのブログが目についた。

blog.huuuu.jp

柿次郎さんとは何度か飲んで、裸の付き合い*2もある仲だけれど「テクノロジー」に出会いましたか、そうですか!という感じ。目線が同じだなあと思った。

・東京のローカルを見る
・地方都市のローカルを見る
・村レベルのローカルを見る

僕自身ができるのは3つの視点で「体験値」「関係値」を溜め続けることだと思っていて、ここに海外事例を掛け算できると面白いなーと。

これは、激しく同意だ。僕の中には、渋谷区、会津若松市、海士町あたりが、それぞれのモデルとしてある。テクノロジーは頭でっかちではだめで「体験値」が重要だし、データ利活用やAIの実装には、垣根を超えた「関係値*3」がイノベーションにつながる。

なんか盛り上がる予感がしてきた。

*1:宮内謙(電気通信事業者協会)、川崎秀一(情報通信ネットワーク産業協会)、桜井俊(全国地域情報化推進協会)、上田祐司(シェアリングエコノミー協会)、山野智久・秋好陽介(熱意ある地方創生ベンチャー連合)、須藤修(オープンガバメントコンソーシアム)、宮坂学(日本IT団体連盟)

*2:年末に「忘年会おじさん」という企画があった。おじさん限定で、上野の銭湯に午後3時に集合して、場を移して5時からひたすら飲むという場で、知り合ったひと。そういえば、横瀬のクリエイティブソンでも一緒だったなあ。徳谷 柿次郎 on Twitter: "忘年会おじさん2016という飲み会開いたら、総勢60人のおじさんが集まりました。女子ゼロ。加齢臭との闘い。 https://t.co/S5clVa4Vie"

*3:難しくいえば、関係性資本やソーシャルキャピタルと言われるもの。簡単にいえばコミュニティ。これがあるとイノベーションが加速する。マルチステークホルダーで関係性をつくっていくことについては、コクリ!プロジェクトで僕自身もずいぶん学んだし、実践が進んでいる。