太田直樹のブログ - 日々是好日

テクノロジーが社会を変える

ムンバイでもラーメン?

現地のハイテク企業の経営幹部とのミーティングがあり、インドの商都ムンバイまでやってきた。私にとっても刺激が多く、そのことはまたどこかで書きたいが、金曜に仕事を終え、ハイテク都市のバンガロールへ移動する中日、むらむらと「ムンバイでもラーメンが食べたい」と探し出したのが、どうやら市内に複数店舗を構える「Noodle Bar」という店。そして出会ったのが、この写真にある漆黒の「何か」である。

場所は、ホテルのあるNariman Pointから歩いて20分ほど、ムンバイ大学と昨年12月にテロに襲われたタージマハルホテルの中間くらいにある。実はひざを痛めており、サポーターをつけているのだが、知らない都市はテクテク歩いて実感をつかむことにしており、「こんな暑いんだから車を呼んだほうがいいよ」というドアマンの声を背後に、歩き出した。


しかし暑いし、結構埃っぽい。眼鏡がみるみる膜をはったように曇っていく。車も歩行者も誰も信号機を見ておらず、私もそれに倣って歩くのだが、ひざが痛くて何度か冷や汗をかく思いをする。

そしてようやくNoodle Barに辿り着く。店につくなりペプシを頼んで一気に飲む。うまい。そしてメニューをじっくり検分した。うーん?どうやら焼きそばしかないようだ。困ったなあと思って、店員を呼んで聞いてみると、違うページを指差した。みると「Broth」とある。「汁」ということですな。麺が入っているというので、それと春巻き、餃子を頼んでしばし待つ。

で、でてきたのがこの漆黒の物体。焼きそばを頼めばよかったかなあ、と思っていると・・・



麺がきた。どうやらつけ麺のようにいただくらしい。つけ麺よりラーメン派なんだけれど、とぶつぶつ思いながら口にほうばる。

うーん。曰くいい難い味だが、固焼きそばの餡かけのようなスープだと思ってもらえるといい。そしてお約束のようにちょっとスパイシーである。

まあカレーも結構食べたし、ラーメン喰いといしては後悔はない、といったところだろうか。海老餃子は結構美味だった。輸入モノかもしれないけどね。

こんど来たときには焼きそばに挑戦してみたい。