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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

挑み続ける者だけが、頂に立つ


締め切りが重なる中、大胆にもそれらをうっちゃって「発奮材料」と称してハードディスクにたまっているNHKの「トップランナー」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」に見入るわたし。痛いなあ・・・見ていて実に痛い。

その挙句、靴職人、山口千尋氏の「挑戦する継続」には、執筆の発奮材料どころか、本職のコンサルティングの部分で大いに揺すぶられる始末。

プロフェッショナル 仕事の流儀
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070904/index.html

コンサルタントとはプロフェッショナルの仕事だと、わたしは信じています。しかし、言い訳めいたことをひとつ挙げれば、「継続」ということの日々の仕事における具体的な意味がずいぶんと難しい。

いちおうコンサルティングには「定石」があります。けれど、毎回挑戦する課題は、捉えどころがなく、かつ、複雑なのです。過去の経験が生きるとも限りません。

ですからコンサルティングの「仕事」の大きな部分は「正しい問いを発すること」だと、わたしは考えています。クライアントにとっての、本当に大切な問いは何か。それをしつこくしつこく考え、議論し、また考え、議論すること。そのためには、粘り強く「理論」を勉強し、ねちっこく「現場」を見ることが大切です。

しかし、と週末に「インディアンラーメン」をすすりながらふと考えます。

このラーメンは「挑戦する継続」を正に体現している。おまえはどうか?

ふと、涙がこぼれそうになるのは、中年特有の焦燥感でしょうか。全力で働けるのはあと10年ほど。どこまで挑戦できるのか。

しかし、と漆黒のカレーを口に放り込みつつ考えます。

「頂に立つ」−この部分がいけない。これは番組ディレクターの余計な付け加えではないのか。頂に立とうとするエゴ(自我)は余計なのではないか。

そうして、自転車をキコキコこぎながら、家路につくのでした。