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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

脳が与える報酬

週末にNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』をまとめて観ました。圧巻だったのは「365日24時間 医師」という外科医、幕内雅敏氏の回。生々しい手術の場面などは子供に見せるのはどうかと思いましたが、一緒に観ました。

プロフェッショナル 仕事の流儀
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070703/index.html

見終わって、自分も「300日18時間 コンサルタント」くらいはやれているかなあ、などと一瞬思いはしたのですが、いやいや仕事への集中度を考えるととても足元にも及びません。及ばないどころか、比べるのもおこがましいというものです。

茂木さんが「脳は報酬を払っているはず」と脳科学者らしい突っ込みを入れると、幕内さんは「困難であるほど深い喜びがある。今はいくら儲かるとか、どっちの方が楽だとかということが判断基準になっているんじゃないか。それはもったいない話」ということを言っていました。

また少し考えたのは、「困難を乗り越えること」「他人によい行いをすること」で脳が深い喜びを知るという体験を、小さい頃にすることが大事なんじゃないか。いまはそれが難しくなっているのかなあという不安でした。

利他はやはり気持ちいい?
http://blog.goo.ne.jp/kozatori7/e/49e1d06157595b5597cf631fab8ce758

自分を振り返ると、わたしは要領がよく、自分が目立つことしかしない、まったく鼻持ちならない子供でしたが、小学5年生のときに結構トラウマになるような説教を先生にくらって、その後は少しは「脳が鍛えられた」ように思います。(その後も、教師や老師に同じような説教をくらう点では「学習」はあまりしていないのですけれど・・・)

ここからはぼんやりした話ですが、もし困難の克服や利他がドーパミンを最大にし、世の中にあふれる刺激や快楽が見せかけのものでしかないならば、現代は精神的な(脳科学的な?)報酬の少ない、とても貧しい世界なのかもしれないなあと改めて思いました。