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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

社会起業家コンペ@STYLE


先日飛び入り参加した社会起業家コンペのSTYLEの1次選考通過者のプレゼンテーションに行ってきました。夜便でシンガポールから帰ったその足で、土曜の朝から夕方まで参加したのは少々きつかったのですが、社会イノベーションが生まれつつある現場はとても熱気に溢れていました。

STYLEホームページ
http://www.etic.or.jp/style/index.html

社会起業家たち@ETIC
http://blog.goo.ne.jp/kozatori7/s/%A5%D5%A5%E9%A5%C3%A5%C8%B2%C8%C2%B2

1次選考通過者は20団体。プレゼンと質疑を合わせて10分が持ち時間です。

各プレゼンについて、フィードバックシートなるものに記入するのですが、職業柄、思いつくことがいろいろあって、ついつい質疑の時間にどんどんコメントしてしましました。呼んでくれた井上さんに少し迷惑をかけたかもしれません。

起業のアイデアは様々なのですが、大きく分けると4つあるような気がします。

まず、数で目立ったのは、ニート、引きこもり、心の病を抱える人などへの自立支援プログラム。

私が関心をもったのは、社会システムを大きく変えようという試みです。医療システムを治療から予防へシフトすること。社会インフラ整備において、行政と企業と地域住民の合意形成システムを変えるもの。CO2排出について、マーケティングの中で企業に取組みを促すもの。アイデア自体は前から言われているものですが、起業家が製薬会社のMR(営業担当者)だったり、土木工学の研究者だったりするのです。彼等、彼女らがどのような動機で、どのように活動を広げようとしているのか、非常に興味深いプレゼンでした。

次に関心をもったのは、「豊かさ」や「家族」を再定義するような試みです。説明は難しいのですが、昔の、親、子、孫の3世代家族の知恵の継承や相互サポートを、横に広がった擬似家族的コミュニティーで実現しようとするものです。先日わたしがメンタリングした洋裁学校「柴洋」の柴田さんの試みなどは、面白いですね。

最後のグループは、映画やゲームといったコンテンツを利用した、地域復興や自然保護ですね。これは学生さんが多くて、若いエネルギーとクリエイティビティが炸裂、といった感じでしょうか。

これらのアイデアは、ベンチャーとして育っていき、厳しい現実の中で大半は消えていくのかもしれませんが、ここにある活力と創意がうまく企業との協業の中で生かされると、大きなインパクトが生まれるような気がします。

今後は、そのためのアプローチやインパクトについて、いよいよ具体的に掘り下げてみようと思います。(本の執筆も進んでいないし・・・)