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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

社会起業家たち@ETIC

ETICが主催する社会起業家のビジネスプランコンペ「STYLE」に顔を出してきました。ETICはここでも何度か紹介したかと思いますが、起業家の育成を通じて社会イノベーションを目指す、恐らく現時点では日本でもっとも活発なNPOです。
(案内を送ってくださったISLの向谷さん、ありがとうございました。)

ETICホームページ
http://www.etic.or.jp/

今日は、100名近くの応募者から1次予選を勝ち抜いた22名に対して、「メンター」と呼ばれるビジネス界の人達がアドバイスを行います。

まず、22名の内訳ですが、3分の2が女性。年齢は25歳から34歳が半数を占めます。住まいは、東京がやはり半分と多いですね。しかし、たまたまだと思いますが、次に多いのがわたしが単身で住む京都でした。

ETICの代表の宮城さんに相談して、わたしが飛び入りさせていただいたのは、まず、愛知で「社会的合意形成事業」なるものを営む「パブリック・ハーツ」の水谷香織さんのビジネスプランです。

パブリック・ハーツのHP
http://www.publichearts.com/index.htm

第3者が関わることで、国や自治体、建設事業者、地域住民がWIN-WINになるという、社会的ニーズや意義は分かるけれども、難しい領域に挑戦しています。

次に話を伺ったのは、洋裁を通じて新しいコミュニティを築く運動を展開しようとされている「柴洋」の柴田美穂子さん。聞くと高松で創業50年にもなる洋裁学校で、最近京都にも出店されたそうです。

柴洋のHP
http://sibayo.com/

目ざすビジョンが、以前書いた「フラット家族」、すなわち核家族に替わる、擬似家族としてのコミュニティにもつながるもので、とても面白い社会的ニーズの捉え方だと思いました。

私がいま取り組んでいる本は、このような個々人の創造的なアイデアが、社会イノベーションの大きな潮流となるような、日本型のモデルを探るものなのですが、いろいろ手がかりがつかめました。

ただ、昼休みにETICの井上さんと雑談していたのですが、グラミン銀行のような「大陸級」のイノベーションをモデルとする欧米型に対して、日本型とはどのようなインパクトをもつのか、もっと掘り下げる必要がありそうです。

さて、このことがわたしが仕事をしてい企業の経営者にとって、どのような意味をもつのか、次回、考えてみたいと思います。