日経ビジネスオンライン(NB Online)にグーグルが2000億でユーチューブを買収した件について記事を書きました。詳しくは記事を読んでいただければと思いますが、さっそく興味深いコメントをもらいました。
NB Onlineの記事
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061015/111720/
わたしはユーチューブのような動画の世界では、グーグルが築いた広告モデルは難しいのでは、ということを記事の前半に書いたのですが、
動画こそ検索の価値がある
というコメントです。トラックバックされていたのでその方のサイトを見ると、ユーチューブにある、「パチカ」という元々アフリカの民族楽器の演奏の映像がありました。
さっそく見ると、手本になるかどうかは、その方も自分のサイトに書いているように?なのですが、なるほどこれは便利かも、という可能性を感じました。
試しに、「けん玉」「逆上がり」「ゴルフ+パット」「オムレツ」と立て続けに、ユーチューブで検索してみると(暇やなあ)、「けん玉」と「オムレツ」は名人芸の映像がヒット!
世界に10億のネット人口があるわけですから、今後この手の映像のアーカイブが進むかもしれませんね。それをグーグルがひたすら整理する・・・
また、もう一つポイントとなる広告価値ですが、映像とテキストをうまく組み合わせると可能性はあるかもしれません。
あとは、わたしが記事でも述べた動画試聴における「能動性」や「意図の強さ」がどれくらいの大きさがあるかですね。
2、3年後にどうなっているかが楽しみです。