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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

夏のお題で@上野鈴本


8月の鈴本夏祭りの前哨戦ということでふらっとやってきました。お目当ては権太楼です。今日は短めの噺だと思いますがさて何をやってくれるのか・・・。高座の上の権太楼はいまが旬の勢いがあります。

さあ始まりました。なるほど「皿屋敷」ときましたか。夏にぴったりの噺ですね。お菊が皿を数えて9枚まできて「一枚足りない・・・」と言うのを聞いてしまうと祟りにあうやつですね。これが落語の噺になると、お菊が絶世の美女ということで、暇な男連中が「6枚と言ったところで逃げればいい」と屋敷に出かけ、ぎりぎりのところで逃げてきます。それが評判になりだんだんと「見物客」が連日押しかけるようになるのです。このあたり権太楼は軽妙なくすぐりを入れながら噺を進めていきます。最後は400人の観客にまでふくれあがり6枚で逃げようにも身動きがとれないことに。ああどうしよう、と思っているとお菊さんは9枚を過ぎ、10枚、11枚ときて18枚まで数えます。「客」が思わずつっこむと「こう毎晩じゃかなわない。明日はお休み」というのがサゲ。

トリは菊之丞の「鰻の封間」。太鼓持ちの噺ですね。これも明日は土用の丑ということで季節感がありますね。菊之丞は始めて聴きましたが、なかなか良かったです。

幕が降りて、このまま帰るのももったいないと大江戸線に乗っていつものバーへ。締めは91年のグレンモレンジをいただきました。口に含むとフルーティで、喉を下っていくとなんとも言えない甘い余韻が残ります。これはたまりませんね。

いい気分になって飯倉から酔いをさましつつ恵比寿まで歩きました。目指すはAFURIの「ゆず塩ラーメン」。2度目ですが、炙りチャーシュー、水菜、あっさりのスープにストレートの細麺が見事に調和しています。

土曜日の午後。至福の時間を過ごして家路につきました。また気合を入れて仕事ができそうです。