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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

立川談志 71歳の反逆児

談春師の『赤めだか』を読んで、ちょうどいい具合に、NHKで談志師匠のドキュメンタリーをやっていた。録画してあったものを夜中に観る。最後にはなぜか正座していた。 テーマはいろいろある。一つはもちろん落語。 「落語とは人間の業の肯定である」と、弱冠…

鈴本夏祭り

先週の土曜は入れなかった鈴本夏祭り。今日は1時間以上前から並んで、ようやく鈴本の木戸をくぐりました(文中は敬称、すなわち○○師と言うべきところを略します)。 菊之丞はいいですね。今日の噺は「札入れ」でした。若いのに、演技に艶があります。反対に…

女房には読ませられないなあ

今年も上野の鈴本演芸場に初笑いに行ってきました。年初の席は出演者が多くてゆっくり噺を聞く感じではないのですが、なにかこう賑やかでいいですね。 朝、昼、晩と3回の公演があり、昼の「喬太郎+小朝」をとるか夜の「さん喬+権太楼+小三治」をとるか迷…

喬太郎の「擬宝珠」−今も昔も人間はオタク

ちょっと気晴らしに録画してあった喬太郎を観てみました。TBSで放映している「落語研究会」です。喬太郎師匠、歴史ある落語研究会を意識してか出だしはちょっと緊張気味ですね。しかしお客さんの反応を素晴らしい反射神経で探りながら、お得意の「ガチャポン…

やっぱり落語はイリュージョン

行ってきました、鈴本夏祭り。さん喬と権太楼が主任を務める(私にとっては)夏の一大イベントです。今回もいい「真夏の夜の夢」を見せてもらいました。 まず、先日もトリで観ていいなあと思った古今亭菊之丞。演題は「浮世床」。まだ若いのですが、いい風情…

夏のお題で@上野鈴本

8月の鈴本夏祭りの前哨戦ということでふらっとやってきました。お目当ては権太楼です。今日は短めの噺だと思いますがさて何をやってくれるのか・・・。高座の上の権太楼はいまが旬の勢いがあります。 さあ始まりました。なるほど「皿屋敷」ときましたか。夏…

厩火事

志ん生の十八番のひとつで私が大好きな噺のひとつです。髪結いのおさきさんが亭主と別れると言って仲人の家に飛び込んできます。よくよく訳を聞いてみると、亭主の了見がわからないというのです。果たして自分のことを愛してくれているのかと。 仲人の旦那は…

質屋庫(しちやぐら)

週末に録画しておいた権太楼の「質屋庫」を観ました。寄席には遠く及ばないものの、汗を流しながらの熱演にいつしか引き込まれ、思わずお腹を抱えて笑ってしまいました。「なんでそんな年寄り臭いものばかり見るの」という妻の声にもめげませんよ、わたしは…

鈴振りでチリン!

だいたい毎日2時くらいまで仕事をしているのですが(間に飲みが入ることも多いのですが・・・)、この時間帯までやってると目が冴えるんですね。で、飲んでないときには落語を聴きながら寝ることになります。この時間を超えて仕事をやってもはかどらないの…

権太楼の長講10夜@鈴本

週末、さん喬をテレビで観て、ふと鈴本の予定を見ると、なんと「権田楼 長講10夜」とあるではないですか!4月はかなり凹んでいた私。ここはひとつ、「笑う門には・・・」という思いで、上野に足を運びました。 仕事に一段落つけて、着いたのは6時半を回…

意地くらべ

さん喬の「意地くらべ」をTVで観ました。去年、権太楼とのふたり会で観て以来でしたが、登場人物の多いこの噺を、自然に演じわける芸にはほれぼれします。 無利息、無期限、無担保で金を貸してくれた恩に感激した辰さんは、1ヶ月で返すと心に決めますが、ど…

居残り佐平次

仕事が終わると、どうも興奮してなかなか眠れないのです。で、会社にいれば、どこかで一杯(というか何杯も)、家だとウィスキーをひっかけて寝るわけなのですが、そうそう飲んでばかりもいられないので、たまには、落語を聴くわけです。 最近は、談志師匠の…

あたま山

仕事が一段落(終わっていないのが辛い)して泳ぎにいったら、見事な桜に出会いました。遠くにぼんやり光っているのは、東京タワーです。 泳ぎ終わって外に出ると、けっこう激しい雨が降っています。東京の春は、風も強いし、天気が荒れることが多いように思…

鈴本で初笑い

鈴本演芸場へふらっと足を運びました。1月の上席はさすがに出演者が豪華なだけあって大盛況です。お目当ては権太楼ですが、やはり脂がのっていますね。高座に、こう、ふっと座っただけで場内が華やぐんです。出演者が多いので、小噺だけだったのですが、珍し…

志ん朝の粋

私が寄席に行きだした頃は、志ん朝はもうホール中心になっていて、鈴本で何度か見たくらいの記憶しかありません。凛とした風情が印象的でした。 今夜の肴は、30年間撮り続けた5000枚から選び抜かれた写真集です。落語家の写真集を買うのも酔狂かもしれません…

小唄の教室

私の年では、リアルな経験として「芸者さん」なるものを体験する機会などないのですが、今日は、ある料亭で思いもかけず、小唄の教室を開いていただきました。先生は、齢80を過ぎた元新橋の売れっ子芸者です。 目を閉じて、聞いていると、 なんとも言えず…

落語に見るイリュージョン

毎年恒例の鈴本夏祭りに行ってきました。さん喬と権太楼が主任を務める企画で、千秋楽の今日は、立ち見がでるほどの盛況でした。 寄席が終わって、私は立川談志が、落語の本質について言っていた話を思い出しました。 「落語というものは、人間の業の肯定だ …

上野の鈴本演芸場

ドラマの「タイガー&ドラゴン」で少しは落語人気も高まっているそうですが、上野の鈴本演芸場は、ほどよく空いていました。まあ、名人の芸を聞くには、DVDやCDが便利ですが、やはり、芸というのは、観客とのやりとりで変化がでてくるものだと思います…