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日々是好日

テクノロジーが社会を変える

日本人にとっての社会イノベーションとは?

ISLがシュワブ財団と提携してSocial Entrepreneur of the Year(略称SEOY)の記念すべき第一回を開催することとなった。まずは伊藤さん、向谷さんをはじめ、このような快挙を成し遂げたISL事務局スタッフの熱意と行動力に敬意を表したい。 多数の応募者の中…

脱ガラパゴス化 〜 インドの未来

日経BPさんが主催されるセミナーで基調講演をさせていただくことになった。大勢の人前で話すのは昔から平気なのだが、決して話上手な訳ではない。なかでも、このようなオープンセミナーは、聴衆のバックグラウンドがさまざまで、ビジネススクールの講義など…

What they teach you at Harvard Business School

Pod Castで愛聴している番組のひとつに、BBCの"Peter Day's Business Worldがある。その中で、タイムリーなトピックで話題になっている本、What they teach you at Harvard Business Schoolの著者へのインタビューが面白かった。 実はこの本は未読なのだが、…

社会起業家の卵達と ラウンド2

3週間の間をおいて、社会起業家を目指す40名弱のアソシエイトとISLで2回目のセッションをやった。前回は四国のソーシャルネットワーク「ドコイコ」について、慶応ビジネススクールのケースを使ったが、今回はアソシエイトの一人で、クリック募金のベンチャー…

社会起業家の卵達と ラウンド1

ISLでは、今年、社会起業家向けのプログラムを立ち上げた。何年も野田さんを中心にいろいろ、それこそ一体何を議論しているのか分からなくなるくらいに議論してきた取り組みである。 そんな思いのあるプログラムを若い二人のスタッフに任せて、野田さんご自…

どん底の会社を救う 〜 大企業経営者の行動規範

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀のアンコールで弁護士村松謙一氏の放送を見た。村松氏は瀕死の会社−大企業から町の中小企業まで−を100社以上再建した人物である。その仕事に対する真摯な姿勢に心が打たれた。そして、生き方が胸にぐっときた。 http://www…

ソーシャルリーダーシップ@神戸大学MBA

神戸大学のMBAでBCG講座を作っていただいた。テーマはグローバル戦略。BCGの中部関西オフィスのパートナーが得意の持ちネタで4回の講義を分担している。第2回はSustainabilityというテーマで、ソーシャルリーダーシップについて議論した。(グローバル戦略で…

またISLのゼミが始まる

ISLのリーダー育成プログラムの締めくくりになる経営者ゼミが、今年も始まる。参加者は、各出身企業の社長からサインをもらっている、ホンマモンの経営者候補である。ゼミのガイダンスにこうある。 「今すぐに真剣で斬り合え」 約半年に亘って真剣勝負をし、…

ISLの総会で世界の行く末について考える

今日、年に一度のISLの総会があった。NPOがここまでできるのか、というところまでISLも成長してきた。事務局の方々の舞台裏での大車輪の活動には本当に頭が下る。不肖私も、200余名の参加者の声を拾うフロア司会を(いつもながら直前の依頼で)引き受けさせ…

チェンジメーカーを切り取った眼

「チェンジメーカー」という本で社会起業家を紹介し、話題となった写真家、渡邉奈々さんにお会いしました。ISLの事務局の向谷さんから「食事に行くので参加しませんか」というお誘いを受けて、ちょうど東京で用があったので顔を出しました。思い起こせば、こ…

ISLゼミ終了!

ISLのゼミが終わりました。 ISLでは、10ヶ月、350時間のプログラムの締めくくりとして、5名ずつのゼミに分かれて、経営構想執筆と社長就任演説を行います。現社長の社長就任演説への辛口の評価から始まり、自分で作ってみてもがき、ゼミ生同士が突っ込みあい…

もはや大国ではない

洞爺湖サミットが近づいていろんな特集が組まれています。恐らく今回のサミットで明確になる、あるいは実感されるのは、もはや少数の大国のリードで世界の問題を解決するのが難しいということ。 もっと言えば、日本はもはや大国ではない、ということでしょう…

日本のリーダーシップ

7月に日本でサミットがあるということで、海外で日本を特集したニュースが増えていますね。わたしは通勤中にpodcastでEconomistやBBCニュースを聴いているのですが、こんな問いかけがされていました。 「昨年、日本の最大の取引相手は米国から中国に変わった…

松下幸之助+豊田喜一郎=ラタン・タタ

今日はインドネシアのバリ島にいます。暑いです。残念ながら休暇ではなくみっちり出張です。こんなことでもなければ出不精のわたしはバリなんてこないよなあ。 実はインドのタタ財閥が主催する"Taking Intelligent Mobility to the Next Level"という3日間の…

BBT終了!

大前さんのビジネスブレークスルー(BBT)の番組収録が終わりました。全6回、以下のテーマで講義を敢行! �@視座を高める:社長演説をやってみよう �Aグローバル・リーダーシップ:大陸のスペース感覚を身につけよう �B変革リーダーシップ:組織を変革するレバ…

大陸を疾風怒濤の勢いで駆ける

シンガポールから夜行便で帰国し、そのまま仕事を続け、夕方にビジネスブレークスルー(BBT)の講座の収録に向いました。BCG戦略リーダーシップ講座」と銘うった番組の第2回のテーマは「グローバルリーダーシップ」です。 グローバル化、あるいは、グローバ…

先進国10億人の市場の秩序を、新興国10億人が塗り替える日!?

BCGのハイテクグループの社内会議でシンガポールに来ています。シンガポール出張は夜行便が飛んでいるので、ほとんど時間のロスがないのが便利な点です。加えて、最近は、ホテルの部屋はもちろん、会議中もブラックベリーと携帯でネットワークにつながってお…

ハングリー精神

わたしの属するBCGには「アルムナイデー」なるものがあります。我社には、グローバルで約9,000名の「卒業生」がいて、10月第1週の木曜日に世界中のオフィスでイベントが開かれます。日本のアルムナイは約400名。うち、100名以上の方が参加されました。 開会…

ISLが日本を変える

経営者育成塾ISLの総会が開かれました。野田さんに乗せられて気がつけば「幹事」になってしまったわたし。昼の12時の理事会から、パネルディスカッションのフロア司会、夜のレセプションパーティから深夜の飲み会まで参加している始末。 なぜここまで付き合…

BBTの「戦略リーダーシップ」開講!

大前さんのビジネスブレークスルー(BBT)で、CS放送による「BCG戦略リーダーシップ」なる全6回の講義がスタートしました。このお題で、わたしに語るべき何があるというのか。どうなんだ! ということで、けっこう悩みましたが、頼るべきは多くの優れたリー…

船場の経営者たち

和田哲の野村社長の依頼で、大阪船場の商工中金ユース会で講演をさせていただきました。和田哲は、「最後の船場商人」と言われた和田哲夫氏が創業した100年を超える老舗です。野村さんは四代目にあたります。 『扇子商法』−船場商人の経営理念と生き方 http:…

リーダーシップ: 理論 vs 経験

今月号のダイヤモンド・ハーバードビジネスの特集は「脱」管理主義のリーダーシップです。冒頭で編集部からの言葉として「C&C(Comand&Control)からE&E(Enpower&Encourage)へ」と、そのコンセプトが一言でまとめられています。 ただ、注意しなくてはいけな…

ISL-今年の社長就任演説は!?

今年もISLの経営者ゼミを引き受けさせていただいたのですが、京都と東京の往復生活で、日程調整には随分と迷惑をかけてしまいました。 昨年のファイナル http://blog.goo.ne.jp/kozatori7/e/9ea721e1f169b6b35747a50a61d34ed3 今年は紀尾井町にあるISLのクラ…

大前研一さんを前にリーダーシップ論を語る

先日も書きましたが秋から大前さんのビジネスブレークスルー(BBT)で月1回、半年間講師をやります。今日は御前会議で大前さんに企画をプレゼンしてきました。場所は秋葉原の駅前にできたばかりのビルです。 複数の企画がプレゼンされるのですが、わたしが遅…

東欧の若いリーダー達

今週は20時間体制で仕事をしています。BCGには年に2回、5月と11月にパートナーが集まるミーティングがあるのですが、最近は新興市場で開催されており、昨年11月のインドに続いて、今回はプラハに来ています。 プラハと日本の時差は8時間。パートナー会議は朝…

ある社会起業家の目の輝き

夕べはプロジェクトのためにほとんど徹夜でした(みんな、お疲れさん)。クライアントとのミーティングが終わってぐったりしていた金曜日の夕方、医療の世界を変えうるような健康サポート事業を立ち上げている社会起業家の平さんとお会いしました。 今は事業…

今年もゼミが始まる@ISL

このブログで何度か書いていますが、ISLという経営者育成道場でボランディアをしています。何をやっているかというと、まあ、いろいろやって(やらされて?)いるのですが、その中に「経営者ゼミ」というのがあります。40代の次世代リーダー候補の方々とゼミ…

日本から世界を変える@STYLE 4th

ETICの井上さんに誘われて社会起業家のビジネスプランコンペ「STYLE 4th」のファイナルに行ってきました。 ファイナリストの中には10月のメンターセッションでお話しした柴田さんもいて、どれだけプランが進化しているのかを楽しみに、100名以上の参加者で熱…

『扇子商法』−船場商人の経営理念と生き方

最後の「船場商人」と言われた和田哲夫氏について書かれた本です。著者は大阪船場を代表する繊維商社「和田哲」3代目の和田亮介氏。この本は先日お会いした4代目の野村社長からいただきました。文章の調子がよく、週末に一気に読み終えました。 経営コンサ…

欧米型社会起業家と「一隅を照らす」こと

NYで活躍する写真家、渡邊奈々さんが18人の社会起業家の写真を撮り、話を聞いて作った本です。写真家の眼でとてもいきいきとした描写で書かれており、わたしたちの社会が変わるかもしれない、という希望を感じさせます。ただ、ちょっと待てよ、と思うところ…

佐治敬三に乾杯

サントリー佐治敬三氏の評伝です。ウィスキーを飲みながら、週末夢中になって読みました。まず思ったのは、自分の基軸を持つことは大事やなあということ。敬三の数々の偉業はその結果であって、本書でも語られているようにたくさんの失敗もやらかしているの…

赤坂会−東北から世界を変える

日経新聞の交遊抄などに「○○会」なるものが紹介されます。私の世代で、かつ社交が苦手とくるとこの手のものには縁がないと思っていたのですが、5年ほど前から「赤坂会」なるものに年に何度か顔を出しています。昭和20年代生まれの方が中心にそうそうたる面…

ISLの新たな展開

日本を代表する(と自負する)リーダーシップ教育機関ISLが千代田区の紀尾井町に教室を構えました。私が働くガーデンコートとつながった紀尾井町ビルディングの5階です。9月の正式オープンの前に関係者の内覧と今後の運営についてのブレストがあり、今日行…

ワーキングプアー問題への意識を高める

日曜の夜の憂鬱さは相変わらずです・・・。今夜はぼんやり「NHKスペシャル」を観ていました。特集は「ワーキングプアー」。働いても暮らしが良くならない、年収200万以下の人々についてのドキュメンタリーです。 いまさらながら認識を新たにしたのは、その数…

ISL卒業式での問題提起

今日、九段で会場を借りてISL第五期生の卒業式とこれまでの卒業生および関係者を集めた総会が行われました。先週土曜日のゼミチャンピオン6名の社長就任演説セッションを勝ち抜いた大手コンビニチェーンの若手リーダーが200名にのぼる参加者の前で演説を行…

ISL−感動の最終セッション

今日、経営リーダー育成道場ISLの最終セッションがありました。10ヶ月のプログラムなのですが、最終節では6つのゼミに別れてそれぞれの企業の「社長就任演説」を練っていきます。最終セッションでは各ゼミ選抜のチャンピオンがアークヒルズの37階会場で演説…

清宮流リーダーシップを読み込む

NHK番組を観て興味をもった元早稲田ラグビー部監督の清宮さんの著作を早速読みました。「究極の勝利」と「最強のコーチング」の2冊です。 アマゾンのサイト http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062132710/qid=1149312735/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/250-8…

若き名監督の哲学

勝つことにこだわるスポーツの世界は、厳しい環境で戦う企業の経営に通じるものがたくさんあります。NHKの「トップランナー」に登場した若き名監督、清宮さんのリーダー論、組織論、ビジョンはとても興味深いものがありました。 ちなみに、清宮さんは、低迷…

世界の飢餓撲滅のために:ウォーク・ザ・ワールド

以前お知らせしたWFP(World Food Program)のウォークラリーに行ってきました。去年と同様、家族4人で参加したのですが、今年は参加者が増えて、大いに盛り上がりました。(去年は、いつの間にか周りに一緒に歩く人もまばらになり、少々寂しい思いをしたの…

チャリティー・ウォークへの参加のお願い

WFP(ワールド・フード・プログラム)という国連の機関があります。世紀が代わっても一向に減らない飢餓に立ち向かっている団体です。 飢餓って言っても実感がわきませんよね。私もそうです。昨年12月にバングラディシュで目の当たりに見ましたが、今、どれ…

成長への原動力

韓国に来ています。今回は、ソウルから車で東へ3時間ほどいったリゾート地。「秋の童話」というドラマのロケ地として有名だそうです。そういえば、たくさん写真が貼ってありました。 ある韓国のハイテク企業のワークショップの進行役としてきました。社長以…

ソニーはどこへ向かうのか

書いてあることが全て真実かどうか分かりませんが(前書きにあるように、「人はみな自分に都合のよいように話すことがある。」)、ソニーという、恐らく世界でもっともよく知られている(日本の会社ではないと思っているひとさえいる)会社を考える際の、第…

ETICの井上さんに会いに行く

前からお会いしたいと思っていたETIC(Entrepreneurial Training for Innovative Communities)の井上さんに会いに行きました。日本の社会イノベーションにおけるキーマンの一人で、ISLのビジョンをブレストさせていただいたのですが、柔和な表情ながら、眼力…

着眼大局着手小局

今週はきっついです。月曜の夜から韓国。火曜の最終便で帰り、水曜は名古屋。その日の夜行でフランクフルトに行き、木曜の早朝に着くのですが、同日の夜行で東京に戻ります。うーん、自分の持てない石を持っているような・・・ 韓国では、ある企業のビジョン…

明治維新の青写真を描いた人物

バングラディシュから戻ってバタバタしていたのですが、以前から気になっていた横井小楠の本を読みました。帯に「坂本龍馬が師と敬い、勝海舟が恐れた鬼才」とあります。このブログでも「富国有徳」のコンセプトを唱えた人物として触れています。 過去ブログ…

しあわせのカタチ

それでも、バングラディシュの70%の人達は、「幸せですか」と聞かれると、「Yes」と答えるそうです。日本に帰って、あれこれ考える前に(今、ダッカからの帰りのトランジットで、シンガポールです)、これだけ、メモしようと思いました。

働きたくても働けない人、働けるのに働かない人

午後は、ダッカ市郊外のビスケット工場の見学に行きました。帰りに、WFPの玉村代表の案で、VGD(脆弱なグループの自立支援)プログラムに参加している女性の家庭を訪ねました。要は、午前中会った最貧困層の子供達の家庭を見るわけです。 VGDプログラムは、2…

スラム街の希望

午前中は、ダッカのスラム街に行きました。世界でも最貧困のレベルということです。そこにある、政府所有でNGOが運営している小学校が目的地です。約1500人の子供が就学しています。 ゴミの山を抜け、細い路地を行くと、3階建ての校舎が見えます。思いもか…

バングラディシュの夜

シンガポールまで7時間、そこからダッカへ4時間。バングラディシュにやっと着きました。いちどWFP(国連世界食糧計画)の現地でのオペレーションを見たいと思い、今回有給をとってフィールドトリップに参加しました。WFPからは、玉村代表や蟹江専務理事を…

遠い実感ーされど

来月、WFP(国連世界食糧計画)のミッションでバングラディシュに行きます。バングラディシュとパキスタンの歴史はおろか、位置関係すらあやふやな私です(汗)。WFPの方からもらった、「マラリヤへの予防策」などを眺めつつ、どうも実感が持てないでいます。…